患者様の声
術後2か月後の感想
- 氏名 K.S様
- 年齢 70代
- 病名 右変形性膝関節症
- 治療法 人工膝関節全置換術
私は、畜産や農業を行っており、立ち座りの作業が多く負担をかけ続けていたため、長年の間、膝の痛みを抱えていました。ある日、病院の診察にて、先生に変形性膝関節症と診断され、手術を勧められました。今まで大きなけがや病気をしてこなかった私にとって、突然手術と言われたことに対してとても恐怖を感じ、できればしたくないという思いが強かったです。しかし、リハビリを行う中で、すでに手術を終えた方にお話を聞く機会があり、笑顔で生活を送られている様子を見て、手術を受ける決心をしました。また、遠方からリハビリに通う私にとって、自宅や家族のことを考えると、できるだけ家から近い病院で手術を希望していたため、引き受けると言われた時は嬉しかったです。
手術が終わり、慣れない場所で過ごすことに対して不安がある私に、看護師さんや理学療法士の先生が様子を見に来られ、「何か困ったことがあれば呼んでください」と声を掛けてくれたため、とても安心しました。入院中は寒い季節だったため、加湿器の設置や暖房の細かい調節は助かりました。洗濯など身の回りのことが当たり前のようにできないことや、膝と腰の痛みに悩まされながらも、スタッフの方々に支えられ、精神的にも前を向くことが出来ました。また、他室の方と訓練室で交流する事が多く、励まし合いながらリハビリに取り組み、杖に頼らず自分の足で痛みなく歩けることができた日は、とても嬉しく、今ではもう少し早く手術をしておけばよかったと思っています。
手術して2か月が経ち、退院後は不安だった車の運転や、膝の痛みで大変だった立ち座りや長時間の立ち作業もできるようになり、日常生活に支障なく過ごせています。現在は旅行に行くことを目標にリハビリを頑張っています。
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