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当院で行える手術の例

膝関節鏡手術

前十字靱帯(ACL)縫合術

膝の安定性に重要な前十字靱帯(ACL)は膝関節の中を走行しているため、断裂すると修復されません。しかし受傷してすぐの新鮮な状態で縫合すると8割近くの靱帯が修復されることが知られています。靱帯再建術に比べると傷も小さく身体の負担も少なく、スポーツ復帰にも有利な手術です。

前十字靱帯(ACL)縫合術

健康な前十字靱帯(ACL)。しっかりとした太い繊維が関節内を走り膝を支えています。

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前十字靱帯(ACL)縫合術

断裂して骨から剥がれた前十字靱帯(ACL)。靱帯付着部の骨に吸収性のアンカーを打ち、断裂した靱帯に糸を掛けます。

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前十字靱帯(ACL)縫合術

剥がれた付着部にしっかりと縫い付けます。

前十字靱帯(ACL)縫合術

別の一例。剥がれた付着部に吸収性アンカーを打ち、断裂した靱帯に糸を掛けます。

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前十字靱帯(ACL)縫合術

しっかりと元の付着部に縫い付けます。

ACL再建術

ACLが断裂すると膝は不安定になります。ジャンプやサイドステップの多いスポーツをする方の場合、スポーツ活動に大きな支障になります。残念ながら断裂したACLは自然に修復されることはほとんどないため、安定性を取り戻すためにACLを再建する手術を行います。

ACL再建術

断裂したACL。骨の付着部から剥がれて断端がモップのようになっています。

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ACL再建術

再建したACL。太くしっかりした再建靱帯が見えます。

半月板損傷

半月板は体重がかかりながら曲げ伸ばしをする膝関節で、大腿の軟骨と脛の軟骨の間が滑らかに動くためのクッションとして働いています。走ったりジャンプしたりして繰り返し負担が掛かったり、転倒して膝を捻って強い負荷が掛かると半月板は損傷してしまうことがあります。損傷した半月板は、負担が掛かる度に痛みを出すだけでなく、上下の軟骨にも傷をつけるので関節鏡で損傷した部分を縫合したり切除したりします。

半月板損傷

上の緩やかな球面のような面が大腿の軟骨、下の平らな面が脛の軟骨で、上下の軟骨に挟まれたひだのような物が半月板です。この半月板は一見、傷ついていないように見えますが・・・

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半月板損傷

実は破れていて、膝を曲げると写真のように上下の軟骨の間に挟まり痛みを出していました。

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半月板損傷

この方は1ヵ月のインターハイ出場が決まっていたため、早期スポーツ復帰のために挟まってしまう破れた部分だけ切除しました。復帰には多少時間が掛かりますが、破れた部分を縫合して治す方法もあったので、術前に良く相談して治療法を選択しました。

円盤状半月板

生まれつき半月板が正常より大きいサイズの人がいます。それ自体は病気ではありませんが、大きい分負担が掛かりやすく傷つきやすいので、特に無理をしなくても半月板が損傷することがあります。

円盤状半月板

正常な外側半月板。三日月のような形で丸い大腿の軟骨を受け止めます

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円盤状半月板

円盤状半月板。半月板が大きく、上下の軟骨の間に大きく顔を出して挟まっています。

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円盤状半月板

挟まって破れた部分を切除し、形を整えます。