●手術を受けるまでの過程

8年前に膝の痛みが出たのでウツミ整形で半月板の手術をしました。その頃から変形性膝関節症と言われていました。一昨年に転倒して右膝の皿を骨折して装具を着けて歩いているうちに左膝も痛み出し、骨折が治ってからも両膝に痛みが続いていたのでヒアルロン酸の注射を打ちに通院して様子を見ていました。しかし、なかなか痛みが改善しなかったので、昨年、先生に人工膝関節全置換術を薦められ、同じタイミングで術前のリハビリも始まりました。約4か月、週に3回通院して手術直前には膝の痛みもなくなり、階段を駆け上がれるほどに改善したので、手術をするべきかまた悩みましたが、先生から状態の良いうちに手術をしておいた方が後のリハビリが楽に進められるとのアドバイスもあり、再度決断しました。

●実際に手術を受けてみて

手術中は下半身だけの麻酔だったので意識があり、終始工事現場でいるような音が聞こえていました。周りの看護師さんや先生が常に「大丈夫ですか？」と声をかけてくれていたこともあり安心することができ、約90分程度で終わりました。その日の夜はヒアルロンサンの注射を100本打たれているような痛みが出て辛かったですが、看護師さんが何度も部屋に様子を見に来てくれ、痛み止めの注射を打ってもらうと眠りにつけて翌朝を迎えました。

●入院中の生活

手術翌日からリハビリが始まり、すぐに歩行器で歩けました。2日目からはＴ字杖で3日目からは何も持たずに歩けるようになり、スムーズにリハビリが進んでいます。まだ手術をして1週間程度ですが、日に日に良くなっているのが分かります。改めて思うのは術前のリハビリを一生懸命頑張り、リハビリ以外の時間も先生から教わった体操を自分で行っていることも今の状態に繋がっているのだと思います。これからもリハビリの先生と一緒に頑張ってリハビリをしていきたいと思います。